竹と朝顔・サテンストライプ

初めてオリジナルプリントに挑戦したテキスタイルを紹介します。

asagao3color

上品な透け感のある薄手のコットン、綿ローンの生地に、「竹に朝顔」柄を染めました。
カジュアル素材なのに、光沢のあるサテンがストライプ状になっているので華やかです。
こちらは手捺染の1色染めです。

左から、象牙色地に薄桃色。
中央は、青竹色地に牡丹色。
右は菖蒲色地に水浅葱色。

この図案は大正時代の染麻きものを参考にしました。
よく「浴衣の図柄」と言われますが、おしゃれ着の夏物の図案なのです。
アールヌーボーの影響を受けた優美さと、一色型染めの粋が合わさったおしゃれな図案です。
ビビッドカラーなので斬新に見えますが、日本の色を組み合わせ、鮮やかな夏をイメージしました。

このブログを始める前に染めたものなので、この生地のアイテムの在庫は少ないのですが、
百花堂らしい夏のカジュアルとして、希少なアイテムを続けて紹介します。

椿柄 オックスフォード

HYAKKADOのシンボル的存在、赤椿・白椿柄のファブリック。
初めてオリジナルテキスタイルに着手した図案ですが、
このたび、4配色展開で、柄も大胆に大きく染めました。

オクッスフォード・椿グレー

グレー地:薄く色褪せた染めのようなライトグレーに、鉄色柳染(やなぎそめ)の葉っぱが、鮮やかなピンクの濃淡の花をフェミニンに際だたせています。

オックスフォード・椿ベージュ

ベージュ地:最初に染めたシルクやコットンサテンはこれと同じ配色です。
何にでも似合いそうな、肌映りのよいベーシックなベージュに白椿と赤椿。
若竹色萌葱色(もえぎいろ)の葉っぱが紅白の椿を引き立てています。

オックスフォード・椿カーキ

カーキ地:枯れ野に迷い込んだような迷彩色にピンクの差し色が効いています。
濃いめの黒茶色青朽葉(あおくちば)が渋く、ミリタリーをイメージしています。カジュアルな茶系コーディネートが似合いそうです。

オックスフォード椿黒

黒地:初めて登場です。マットな漆黒を背景に映える、翡翠色(ひすいいろ)と萌葱色(もえぎいろ)の葉っぱ、ルビーのような赤椿と象牙の白椿。よそいきになりそうな、おしゃれなイメージに仕上げました。

オックスフォード椿ベージュUP

オックスフォード椿カーキUP

実物大の画像です。椿の花は約10cmです。
インパクトも大の、大椿。他にない個性を発揮します。

爽やかな綿素材ですが、カーキ地、黒地は秋〜冬を意識しています。
椿がお好きなら、季節問わず、お楽しみいただけると思います。

コットン・ピケ 椿柄

チョコレートブラウン☆シルクツイル"菊と蝶々"

シルクツイル”菊と蝶々”の新色を紹介します。シックな茶系コーディネートの主役にしたい、艶のあるチョコレートブラウン地。洗練された絹更紗といった趣きです。

チョコレート色 シルクツイル"菊と蝶々"

シルクツイル “菊と蝶々”紫シルクツイル “菊と蝶々”グレー
(左)和の雰囲気を華やかに魅せてくれる紫。
(右)黄色が効いたクールモダンな印象のグレー。
アールヌーボーのように細い線を描きながら流れる枝はとても優雅。”菊と蝶々”を個性的な色使いでカラフルに表現したシリーズです。

艶のあるチョコレートブラウン地に、照りの強い柿のような鮮やかなオレンジ、紫紺(しこん)、深緑などを配色し、色鮮やかに表現しました。シルクだからこそ鮮やかに映える、大人のエレガンスです。
濃いめのブラウンはお肌色を沈めることなく、差し色のビビッドなオレンジとのコントラストがむしろ健康的で美しく見せてくれるでしょう。

このシルクツイルは、ブラウスや豪華なコート・ジャケット裏地として展開してまいります。

シルクツイル”菊と蝶”蝶々柄コクーンスリーブブラウス

椿柄 コットン・ピケ

HYAKKADOのシンボル的存在、赤椿・白椿柄のファブリックを紹介します。
初めてオリジナルテキスタイルに着手した図案です。
シルクやコットンサテンなどがありますが、今回はコットン・ピケの椿柄を紹介します。

椿柄 コットン・ピケ ベージュ

ベージュ地の椿柄。最初に染めたシルクやコットンサテンはこれと同じ配色です。
何にでも似合いそうな、肌映りのよいベーシックなベージュに白椿と赤椿。
HYAKKADO定番の若竹色萌葱色(もえぎいろ)の葉っぱが紅白の椿を引き立てています。

ピケ 白椿ピケ 赤椿

広い面積の1パターンに顔の異なる赤椿、白椿が不均等に配置されています。
単純そうでいて飽きないのは、よく見ると花に個性があって単調でないから。

椿柄ピケ カーキ ブルーグレー

カーキ地(左)は 枯れ野に迷い込んだような迷彩色にピンクの差し色、という配色にしました。
濃いめの朽葉色(くちばいろ)と青朽葉(あおくちば)が渋く、ミリタリー・ルックをイメージしています。茶系コーディネートが似合いそうです。

ブルーグレー(右)は色褪せた染めの色。鉄色柳染(やなぎそめ)の葉っぱが花をくっきり見せています。ブルーデニムと相性のよく、爽やかなコーディネートが似合いそうです。
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高級感のあるカジュアルな綿織物”コットン・ピケ”

ダイヤモンド模様を浮き出させた丈夫なピケ織(多層織)です。凹凸のある生地表面は無地でも柄プリントでも味わい深い表情があります。
通気性のある綿素材のピケ織は、肌にやさしくさらっとした感触で大変心地よいのです。

1枚でも透けにくく丈夫なので、裏地なしの1枚仕立てで仕立てると、夏に涼しいワンピースやジャケット、ボトム、帽子にぴったりです。

ピケ カーキ無地ピケ カーキ椿柄
(左)手捺染ではない無地染め、(右)手捺染
手捺染すると蜂の巣状の凹凸がより強調され、味わい深い

HYAKKADOではこの凹凸のある生地に手捺染(=ハンドスクリーンプリント)を施しています。捺染台の斜面に置いて人の手で刷り上げるため、凹面に染料が溜まり、凹凸感を更に強調します。一般的なロールプリントでは出ない、手捺染ならではの味わいです。

椿柄 コットン・ピケを使用したアイテムは爽やかなカジュアル・ウェア、帽子、バッグなど多数あります。特に扱いやすい生地なので、幅広いシーンでおすすめです。

ピケ椿ダウン帽椿ピケ テーラージャケットピケ・ブルーグレー スカート

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百合、朝顔、撫子柄〜 ”夏花カクテル” シルクデシン

百合、朝顔、撫子(なでしこ)。
初夏〜盛夏の優雅な花を、黒のシルクの上で一同に咲かせました。

夏花カクテル
Copyright © 2004-2008 HYAKKADO All Rights Reserved.

百合、朝顔、撫子の存在感が絡み合い、
主張のある、優雅な夏の草花たちのシナジーが、魅力的な雰囲気を作り上げています。

百合、朝顔、撫子柄〜 ”夏花サワー” と同じ柄ですが、雰囲気はまったく違います。

昼間の喧噪が寝静まった暗黒の闇に、浮かび上がる鮮やかな花々のカクテル。
翡翠色の葉をベースに薄紅色の花びらを浮かべ、ルビー色の撫子をアクセントにしています。

シルクは発色が良いので、シルクデシン( しっとりとした錦紗縮緬(きんしゃちりめん)に近い感触のシルク生地)に染めると、漆黒に映えるジュエルのように鮮やかに彩ります。
この生地で仕立てたドレス(ブラウスなど)を着ると、顔が美しく艶やかに映え、華やかに魅せることができます。

夏花(なつはな)カクテル。
ジュエルのような花々のリキュール、大人のスパイスを効かせたアルコールが、
エネルギッシュなパワーを引き出してくれそうです。

夏花サワー夏花カクテルホールターネック

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百合、朝顔、撫子柄〜 ”夏花サワー” シルクデシン

百合、朝顔、撫子(なでしこ)。
初夏〜盛夏の優雅な花を、シルクの上で一同に咲かせました。

夏花サワー
Copyright © 2004-2008 HYAKKADO All Rights Reserved.

百合、朝顔、撫子の存在感はほどよく絡み、融け合っています。
主張のある、優雅な夏の草花たちの融合は、色合いによってひとつの雰囲気を作り上げているのです。

白地…厳密には純白ではなく、”まったり”しながら”さっぱり”とした、
ヨーグルト風味のサワー・ドレッシングのようなイメージの白色です。
サラダのような、美しいグリーンの濃淡(HYAKKADOの定番色…若竹色緑青色萌葱色 )に薄紅色の花びらを浮かべ、青藍色 (せいらんいろ)の撫子をアクセントにしています。
(写真はデジタル…ぽくて、上手く表現できていません。シルクに載った色をご確認いただきたいです)

シルクデシン( しっとりとした錦紗縮緬(きんしゃちりめん)に近い感触のシルク生地)に染めると、明るい光沢感とやさしいドレープが優雅で、爽やかな初夏の朝を感じさせます。
この生地で仕立てたドレス(ブラウスなど)を着ると、肌が明るく綺麗に見え、上品・優美な気分を盛り上げてくれます。

夏花(なつはな)サワー。
爽やかな、夏花のdressing(装い)を楽しんでいただけます。

夏花カクテル

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紫陽花柄ピンク ジョーゼット

日本画タッチの美しいオリジナルファブリック紫陽花柄グレーの別バージョンを紹介します。

パウダリーピンクのフェミニンなカラーを背景色に、リーフグリーンの葉っぱ、ストロベリーの凌霄花(のうぜんかずら)の花が描く世界は、まばゆくハッピーなロマンティック・ワールド。
そんなロマンティックな紫陽花柄を、ふわりと軽いシルクジョーゼットに載せました。

紫陽花柄ピンク
Copyright © 2004-2008 HYAKKADO All Rights Reserved.

↑透け感のあるシルクジョーゼットは布の重なりを楽しめる

同じ柄でも紫陽花柄グレー・サテンストライプとデシンが水がしたたるようなしっとりシルクであるのに対し、紫陽花柄ピンク・ジョーゼットはそよかぜにたなびくふんわりシルクです。

ジョーゼットといえばポリエステルが多く、見た目はよく似ていて透明感がありますが、手触りにケミカルな冷たさがあり、軽やかさに欠けます。
上質のシルクジョーゼットは違います。
輝く絹繭の極細繊維が織りなす天然繊維ですので、温かみがあり、少しでも長く風と遊んでいたいかのように軽やかです。

HYAKKADOでは、この色柄が持つ雰囲気と布の特性を生かしたドレッシーなスタイルを提案しています。
着る人がハッピーになれるようなロマンティックなアイテムをお楽しみください。

紫陽花柄グレー揚羽蝶スリーブドレス紫陽花ピンク

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紫陽花柄グレー サテンストライプとデシン

日本画タッチの美しいオリジナルファブリック(シルク)を紹介します。

瑞々しくしたたるような紫陽花を、大胆な空間構成、にじむようなタッチで描いています。
日本画に欠かせない顔料、胡粉(ごふん)の白と緑青(ろくしょう)の色を際だたせ、洋服のプリントにはない情緒的な印象を醸し出しています。

紫陽花グレー デシン
Copyright © 2004-2008 HYAKKADO All Rights Reserved.

上の写真はシルクデシンに染めたものです。
しっとりとした錦紗縮緬(ちりめん)に近い感触のシルク生地です。
デシンとは、crepe-de Chine(クレープ デ シヌ)のことで、”中国のcrepe(シボのある絹)”を略してデシンと呼んでいます。
この生地は上質の日本製のシルクデシン生地です。
染めの発色が良く、やさしいドレープ感が特徴です。
これはブラウス、ドレスの生地として使用しています。

紫陽花グレー サテン紫陽花グレー サテン
Copyright © 2004-2008 HYAKKADO All Rights Reserved.

上の写真はシルク・サテンストライプです。
京都・丹後で織っている上等のシルクサテン生地です。
光沢の美しい繻子(しゅす)織りが表裏・交互にストライプになっていて、緊張感のある濡れたような艶がとても魅力的です。
リュクス素材として、主にパーティーバッグなどに使用しています。

紫陽花は日本では梅雨どきのイメージ。
だからこそ瑞々しい雰囲気があるのですが、今やヨーロッパを始め、世界中で大人気のアジサイ。
さわやかでおしゃれな花として評価されています。
お洋服の場合、さわやか&しっとり決めたいときは気分次第でいつでも取り入れていただきたいです。

上品で優美、日本画調の図案はしっとりしたオーラを醸し出します。

今後少しずつ、このファブリックの商品を紹介してまいります。

紫陽花柄グレー紫陽花柄ピンク

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ツイード 雪花柄

冬の氷の花を散りばめた、HYAKKADOのユニークなテキスタイルを紹介します。
雪の結晶・雪輪(ゆきわ)の「雪花(せっか)柄」です。

雪花

この柄を見ると、「クリスマス」を思い浮かべるのか「西洋風」に見受けられるようです。
いえいえ、れっきとした日本の伝統文様です。

『雪華図説』と本当の顕微鏡写真を参考に、「雪花柄」をつくりました。

江戸時代にオランダから顕微鏡が渡来し、雪の結晶を拡大して見られるようになりました。
その後、雪の結晶の記録を本にまとめて残したのが『雪華図説』です。観察の喜びを記録し、美しいデザイン文様として江戸時代に流行しました。

夏のきものでもひんやりとした上布(麻)に「雪花柄」を型染めしたものがあります。
棗(なつめ)や蓋置きなどのお茶道具にもよく「雪輪柄」を見かけます。

こういった古くから伝わってきたものに「雪花」を発見すると、私自身が初めて肉眼で「雪花」を発見したときのあの感覚と、昔の日本人の喜びを共有しているようで嬉しくなるのです。

私が初めて雪花」を発見したのは、子供じぶん、特に寒い日の朝でした。ネップの入ったグレーのセーターを着た私の腕の上で、はっきりとした雪の結晶が少しずつ散りばめられていく。
「すごいすごい、全部お花の形になっている!・・・このまま融けませんように」
自分の腕を見つめていると、本当にいつまでたっても融けない。

あの素直に感動した感覚を、グレーのネップツイードの上で再現したのが、このテキスタイルなのです。

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雪の結晶を拡大したかのようなリアルな表現を実現したのは、真っ白の繊維にモルフォテックスという繊維を織り込んで、ネップツイード地に植毛しているからです。
モルフォテックスとはモルフォ蝶(ブラジル原産の七色に光るブルーの蝶)と同じ光を屈折させる構造を研究して開発された特殊繊維。
私はこの繊維が開発されたと聞いて氷のきらめきを感じ、あの感動を再現しようとひらめきました。

暖かみのあるウールのツイードの上で、霜柱のようにクールに繊維が立っていて、光にあたると、氷のプリズムのように透明感のある輝きを見せてくれます。
残念ながら、上の写真ではその輝きをお見せすることができません。
きっと、実物を見ていただくとわかっていただけると思います。

雪の結晶=クリスマスと限定しないでください。
冬がいとおしくなる、感動がつまった雪花柄です。

雪花ツイードワンピース雪花ツイードスカート

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シルクツイル"菊と蝶々"

ビロード “菊と蝶々”と同じ配色・柄のツイルシルクを紹介します。

シルクツイル “菊と蝶々”紫シルクツイル “菊と蝶々”グレー

アールヌーボーのように細い線を描きながら流れる枝はとても優雅。 デフォルメした花と蝶を個性的な色使いでカラフルに表現しました。

紫:前回発表した同じ柄の“ベルベット ”菊と蝶々”、”シルクデシン”の紫よりも少し明るく抑えた配色です。 シルクデシン(前に染めた生地)とは発色が違うため異質のものとなりました。 和の雰囲気を華やかにに魅せてくれます。

グレー:黄色やターコイズブルーを差し色として効かせ、一見ポップになりがちなところをぐっとクールに抑えています。グレーの地色が艶やかなシルクツイルの上に乗るとシルバーグレーのよう。 紫とは違ったクールモダンな印象です。

シルクツイル “菊と蝶々”グレーUP

ツイルは 縒(よ)り糸で織られた綾織り。( 縦糸と横糸が交差する点が斜めの方向に並ぶ織り方) 光沢が美しく、ヘビー・シルク(厚め)なのでコシがありプルンとした質感です。 この特性を生かしたブラウス・ドレス、贅沢な裏地などとして展開していく予定です。

蝶々柄コクーンスリーブブラウスチョコレート色 シルクツイル”菊と蝶々”