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一周忌

先日、父の一周忌に家族が集まりました。

本能寺恵昇院での一周忌法要のあと、すぐ裏の墓地でお墓参り。
京都ど真ん中の、ビルの谷間にあります。
母方の先祖代々がこの墓地に眠っています。
父は学生時代から京都で過ごしているので、生まれ故郷の山形と分骨し、母方の祖父と一緒に入れてもらいました。
生前は祖父と仲良かったので、いまごろ囲碁をしながら飲みかわしていることでしょう。

本能寺墓地

そしてお昼。
歩いてぞろぞろ移動、すぐ近所、木屋町御池上がったとこの旅館『幾松』にてお食事をしました。

幾松路地
何遍も通り過ぎている路地。初めて奥に。

気分は幕末京都へ観光気分。
歴史好きにはたまりません。。。

幾松玄関

幾松池鯉jpg

幾松部屋前
桂小五郎と芸妓・幾松の肖像画がお出迎え。

重要文化財の『幾松』の部屋へ見学に寄せていただきました。

幾松部屋

いざ、というとき(敵の侵入)に、この部屋の天井が一気に落ちるという仕掛けがあります。
部屋の前には黒塗りの長持ちがあり、ここに桂小五郎が息を潜めて入り幾松が新撰組をうまく追い払ったとか。
幕末波乱の鬼気迫る臨場感を肌で感じ、昔の女性は根性が違う、と感心しました。

幾松部屋鴨川

目前に広がる鴨川。
かつては対岸の川端通りの向こうまで広がる河原で、一度入ると戻ってこれないほどだだっ広かったとか。
整備された鴨川沿いの桜並木も美しいですが、野趣あふれる光景も想像するとロマンが広がります。
都人の憩いの場であり、文化・芸能の発祥であり、容赦ない氾濫のたびに水に流されてきた場でもあるのかなと…

14011一周忌幾松all

幾松maoyu1

幾松miwa
黒のレース付きブラウスとジゴ袖ジャケット、首もとに黒椿のブローチを。

幾松料理

お料理はご馳走ですが、器、盛りつけから見たとおり、凡庸な感じがしました。
幾松の部屋や幕末の面影に印象を持って行かれた感じです。。。
京都人の私でも幕末観光気分で、家族との集まりを楽しく過ごしました。
山形からはるばるお越しの父の兄夫婦が喜んでくださったのが何よりです。父も喜んでいることと思います。

食事後は隣のメリーアイランドのテラスを陣とって、ティータイム。
孝夫伯父さんのお誘いで、叔父と妹たちで祇園新橋のお茶屋『イ(いとへん)』に行く事になりました。

私はお色直しならぬ、黒づくめのままの”形直し”として和服に着替え、気分展開。
黒の十日町紬に黒繻子切りビロード織・黒椿の名古屋帯、黒繻子切りビロード織・雪結晶のスクエアバッグ、さっきまで首もとに付けていた黒椿ブローチを帯留に変えた黒尽くめの和服に、絞りの帯揚げだけ赤にしました。

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祇園新橋にて

140111イ前miw2
お茶屋『イ(いとへん)』前。

140111豆染
3年前、ここで舞妓さんだった豆染さんがすっかり立派な芸妓さんになっておられました!
このブログに一度書いたことあるのですが、こちらには何度か寄せていただいています。初巳
昔ながらのお座敷遊びが繰り広げられるのかと思いきや、今回私たちが伺ったお部屋はカラオケルーム!
こちらは舞妓・芸妓さんたちのお家で、仕込みの舞妓さんもおられます。
だからなじみのお客さんにも家のようにアットホームにくつろいでもらうところなんです。

140111豆染mao
豆染さんにお屠蘇をついでもらっている妹。

いでたちが真っ黒なだけで、一周忌の法事というのに遊びっぽい一日でしたが、普段離れている家族と仲良くできたらいいんです。
父は人と寄り合うこと、飲むことが大好きでしたから。

初巳

黒椿ブローチ TP031-003黒フレンチジゴ袖ジャケット

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