シルク・ホールターネックブラウスの手洗い
シルクのお洋服は一般的に専門店のドライクリーニングでお洗濯しますが、”夏花カクテル” ホールターネックブラウスの場合、アイロンが簡単で、水を通しても比較的縮みにくいのでご自宅で水洗いしていただけます。
特にこのブラウスは素肌に直接着ると夏でも気持ちよく、涼しく着ていただけます。
汗をかく季節だからこそ、気軽に手洗いしたいもの。
私自身、このシルクブラウスを気軽に何度も手洗いしています。
今回は、シルクブラウスのお洗濯方法をご紹介します。
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洗剤は、おしゃれ着洗い用中性洗剤(エマール等)か洗濯用石けんを使います。
「蛍光増白剤」が添加されていないことが重要です。
蛍光染料を使っていないプリントの色彩が不自然に変化してしまうからです。
(左)洗い桶を使って、押し洗いをします。ギュッギュッと。
長時間つけ置きしますと、染料がにじみ出て移染する恐れがありますので手早くしましょう。
そして水でよくすすぎます。
(右)洗濯機の脱水を1分に設定して軽く脱水します。
(左)脱水したら、ピンピンと伸ばし、濡れたまま裏向けにしてアイロン台に平らに広げます。
アイロンを中温・ドライ(スチームでない)に設定します。
※綿=高温、絹=中温
まず、ローウエストのベルト部分の裏側からアイロンをあてます。
(右)写真のように、前身頃を中心にしてアイロン台に平らに広げます。
表側からアイロンを当てると、縫い代のカタがついてしまうので必ず裏返して縫い代を割りながらあてます。
(左)縫い代が両側に倒してある場合、この部分をきれいに割った状態で、アイロンを当てます。
身頃の全ての縫い代を、倒している方向に気をつけながら、丁寧にアイロンをあてます。
そして全体的に、裏側からきれいにアイロンをあてます。
(右)衿はあて布をして表側からアイロンをあてます。
さっとアイロンあてて、表面のシワがとれればOKです。
形を整えてハンガーにかけ、陰干しします。
アイロンをかけて表面が乾いているため、すぐ完全に乾きます。
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専門店(ドライクリーニング)にお任せすると安心ですが、水洗いが手軽にできるとシルクのブラウスも気軽に着ることができます。このブラウスは難しい袖付けがないので、比較的アイロンがけが簡単です。
特に縮みやすい鬼シボの縮緬はきれいに伸ばすのが難しいかもしれません。
きもの地など、染料が水に出やすいものもあります。
必ず、添付しております残布でチェックしてから水洗いをするようにお願いいたします。
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